■ 組合員関連 ニュース
☆平成３０年度「年末年始無災害運動」実施について
（平成30年12月15日 ～ 平成31年1月15日）
厚生労働省・中央労働災害防止協会
日本舞台音響事業協同組合
教育 (安全) 委員会
１．平成３０年度「年末年始無災害運動」の実施について
年末年始無災害運動は、働く人たちが年末年始を無事故で過ごし、明るい新年を迎えることができるよう、事業場等の取組促進を図る趣旨で、昭和46年から厚生労働省の後援のもと中央労働災害防止協会が主唱する運動で、本年で４８回目を迎える。
この背景には、非正規労働者など現場経験の浅い労働者の増加、高年齢労働者の増加などに加え、長時間の労働、若者を中心とした危険感受性の低下、さらには機械設備の老朽化など、多様な事象があると考えられている。
一方、健康面では、義務化されたストレスチェックの実施と効果的な運用によるメンタルヘルス対策の強化、化学物質のリスクアセスメントの実施、腰痛予防対策や熱中症予防対策の充実などに対して、より適切な対応が必要となっている。職場の安全と健康を確保するためには、経営者、労働者双方が改めて安全衛生意識を高め、経営トップの強い決意のもとで安全衛生活動の総点検を行い、安全衛生管理体制の見直し、安全衛生教育の徹底を図ることが必要である。
とりわけ、年末年始は慌ただしい中での大掃除や機械設備の保守点検・始動等の作業が多くなるほか、積雪や凍結による転倒等の危険が増す。また、日ごろ行っている確認作業が不十分になったり、怠ったりすることでミスや事故が生じる可能性が高まる。各事業場、職場においては、作業前点検の実施、作業手順や交通ルールの遵守、非定常作業における安全確認の徹底、保護具等の点検実施、転倒等への注意、労働者の健康状態の確認などに努めることが普段にも増して重要となる。
『みんなで感謝の総点検 笑顔で迎える 年末年始』
を標語として展開することとする。
２．実施期間： 平成３０年１２月１５日から平成３１年１月１５日までとする。
３．主 唱 者： 中央労働災害防止協会 ／ 後 援 : 厚生労働省
４．実 施 者 : 各事業場
５．主唱者の実施事項 （1）機関誌、ホームページ等を通じての広報
（2）リーフレット等の制作、及びポスター等の配布
※ ポスター資料等の詳細は中央労働災害防止協会のホームページに掲載。
詳細は、中央労働災害防止協会 http://www.jisha.or.jp にてご覧下さい。
６．事業場の実施事項
（ 1）経営トップによる安全衛生方針の決意表明
（ 2）リスクアセスメント及び労働安全衛生マネジメントシステムの積極的な導入・定着
（ 3）メンタルヘルス対策･過重労働対策推進･非定常作業における労働災害防止対策徹底
（ 4）KY（危険予知）活動を活用した「現場力」の強化と5Sの徹底
（ 5）機械設備に係る定期自主検査及び作業前点検の実施
（ 6）安全衛生パトロールの実施・火気の点検、確認等火気管理の徹底
（ 7）はさまれ・巻き込まれ災害の防止対策の徹底
（ 8）東日本大震災、熊本地震等の災害に伴う復興工事等における労働災害防止対策
（ 9）化学物質のリスクアセスメントの実施を含めた化学物質管理の徹底
（10）転倒防止、腰痛予防、受動喫煙防止の対策の推進*
（11）健康的な生活習慣（睡眠、飲酒）に関する健康指導の実施
（12）インフルエンザ等感染症予防対策の徹底
（13）安全衛生旗の掲揚及び年末年始無災害運動用ポスター、のぼり等の掲示
（14）その他安全衛生意識高揚のための活動の実施
以上
※ ポスター資料等の詳細は中央労働災害防止協会ホームページに掲載されています。