ステージ、タワー、足場等からの墜落事故防止のための安全対策

[6] ステージ、タワー、足場等からの墜落事故防止のための安全対策

平成18年4月1日

 屋内、屋外を問わず、コンサートやイベント等において足場材やステージ材料を用いて、作業台や舞台装置、タワー等が組み立てられ、使用されること がありますが、こうした場合に使用される作業用足場やステージについては、作業スケジュールや舞台意匠等とのからみもあり、完璧な防護措置を施すことが困 難であることが多く、従来からその安全性が懸念されておりました。

平成17年末に墜落死亡事故が発生しました。この事故は高さ12.3mの高所作業台上で作業中の作業員が、作業床の端部より墜落したものです。この作業床 の周囲には手すりや囲いはなく、また足場は全面敷でなく開口部が多い構造であり、更に作業員は安全帯を着用していたものの、掛けやすい箇所がなく、使用し ていなかったために起きてしまった事故です。

墜落・転落による危害防止対策については、労働安全衛生法関連法規においても厳しく規制されていますが、コンサートやイベント等に用いられる足場やステー ジについては関連法規が遵守されないことがしばしばあり、同種の墜落死亡・重篤災害の発生が繰り返され、優秀な人材の生命が失われていることは誠に遺憾で あります。

今回、このような悲惨な事故を二度と繰り返さないために、NPO法人 日本舞台技術安全協会は下記ガイドラインを定めます。会員各位におかれましてはあらためて事業場の安全対策を見直し、ガイドラインの徹底をお願いいたします。


ガイドライン

(1) 墜落により作業員に危害を及ぼす恐れのある箇所には、必ず安全な手すり、囲い等を設けること。

(2) 作業を行う箇所については安全な作業床の設置を行い、全面敷きまたは水平ネット等による防護措置をとり、作業床端部からの墜落危険性を除去すること。

(3) ステージや足場については安全に昇り降りするための昇降設備を設けること。

(4) 高所作業においては必ず安全帯、ハーネス等を着帯し、フックを所定の箇所に掛けること。また、フックを掛ける箇所を必ず設けること。


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                           情報提供:
NPO法人 日本舞台技術安全協会
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