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技術情報

特集「経営幹部研修会」技術セミナー報告

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日 時:   平成17年7月21日(木)〜7月22日(金)
場 所:   1日目(7/21)ホール東京日産港ビル Bホール
  2日目(7/22)ライブハウス「横浜BLITZ」(ROOM C・D)

1) 外部講師 4名(田口 哲康・二神 光・児玉 基男・菊地 哲榮 各氏)
演 奏 者 6名(荒谷 葉子・上村 純・前田 智之・小林 展明(外部講師)・服部 正美・
古川 はじめ 各氏)
内部講師 3名(千葉 英雄・宮本 宰・小瀬 高夫 各氏)
2) 受 講 生 41名(組合員会社代表者・幹部社員 各氏)
3) 組合事務局 2名・東京地区組合員 受付4名(JSS・ヴァーゴ 各氏)
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1) 平成17年7月22日(金曜日)
● 9:30〜12:00
技術セミナー・その1の会場セッテング
別班(音響・照明技術各3名・組合研修会場施設担当3名)にて、技術セミナーその2「サラウンド技術の運用と実演体験」会場ステージの仕込セッテング(音響機器機材の搬入及びサラウンド用音響機器調整及びプジェクター映像素材のチェック等)を行う。引続きプロジェクター出力音声映像のリハーサルをする。
宮本氏は,サラウンドの素材セッテング、サウンドチェッグ等を行い、関係者の研修使用の音響機器・映像音声素材出し等の打合せをする。研修者への、ハウスシステム機器説明のためのサラウンド・システムの音響チェック(サラウンドスピーカー)を行う。

● 10:00〜12:00
「経営幹部研修会」 第2日目
会 場:ライブハウス「横浜BLITZ」(楽屋 ROOM C・D)
経営セミナー・その1
講 師 : 株式会社 クリエイティブ・アート・スィンク
技 術 部 長   児 玉 基 男 氏
講 師 プロフィール
株式会社 共立に入社以来、舞台・テレビの多くの現場で照明業務及び照明システム技術の関連機器の開発を担当、当ライブハウス「横浜ブリッツ」の舞台照明の設計プランを始め博覧会等の多くのパビリオンの照明プランを始め、照明システムの開発に従事した。現在、?鰍bATに所属を移し、照明システムの技術開発部門でご活躍中。
講 師 : 株式会社 共立 舞台・施設事業本部
営業二部 部 長  千 葉 英 雄 氏
講 師 プロフィール
株式会社 共立入社以来、舞台照明に従事し国内外の多くのミュージッシャンのライブコンサートや多様なイベントの照明プランナーとして活躍、その経験を基に幅広く照明関連のコンサル業務に参加し六本木のヴェルファーレ・大井競馬トィンクルライトアップその他各種イベント・博覧会等の照明コンサル業務を手掛け、ご活躍中。
ハウス内各担当のセッテング作業のため、講義は楽屋ROOM C・Dにて開催し、横浜ブリッツの建設経緯、概要、舞台・音響・照明各機器システムについての講義となった。
講 演−次世代ライブハウス「横浜ブリッツ」の概要と演出設備関連のライブ音響・照明設備及び舞台機構設備等の運用について−
「照明システム・最新ライブ照明技術の解説と運用について」
ライブハウスの草分けとして長い間親しまれてきた東京「赤坂ブリッツ」が、諸事情で取り壊されてから約1年、日本におけるライブハウスのデファクト・スタンダードである「ブリッツ」が、昨年暮に横浜みなとみらいにオープンした。そこで最新のそのシステムを踏襲する形で設計された横浜ブリッツの概要、音響機器、特徴とされる「サラウンド・システム」等について、講師に児玉・千葉・宮本各氏その他、現在ハウスの技術管理に携わる、鈴木(音響)・山村(照明)・鈴木(舞台)各氏も研修の補助講師として参加いただいての研修となった。
講義テーマ
1. ライブハウス「横浜ブリッツ」音響システム設計コンセプトの検証と運営について基幹の音響設備システムについて、@「充分ポピュラーで、しかも性能と信頼性に定評のあるもの」A「『ブリッツ』ならではの特性を備え、次世代ライブの道筋を示唆するもの」という基準で選択した経過を説明し、内外のエンジニア達に共感と理解を得られるような機材を備えたとのこと。詳細はライブハウスの各ブースに移動し小瀬理事の進行で、宮本講師より、より具体的な説明となった。
2. ライブハウス「横浜ブリッツ」照明システム設計コンセプトの検証と運営について音響同様、照明システム機器資料による説明があり、現場に移動し児玉講師より、舞台関係・吊物機構設備の説明及び照明設備の詳細の説明「レベル設定器を有するバトンの台数の増設他、ユーザーサイドに立ったシンプルな設計に撤し、使い易い設備にしたこと等の説明があった。
3. ライブハウス「横浜ブリッツ」の各部門機器機材の現場見学解説その他、バックヤード他全体の設備機器について解説があり、参加者からの質疑応答があり午前の研修を終了した。     以 上         
<研修参考資料 >
「横浜ブリッツ」の舞台機構及び音響・照明システムの図面・機材表一式
電波タイムズ(専門新聞)「横浜ブリッツ」オープン特集記事のコピー資料(舞台機構及び音響・照明システムの紹介)

● 12:30〜13:00 昼 食 タイム(楽屋 ROOM C・D)

● 13:00〜14:00
「経営幹部研修会」 第2日目
会 場:ライブハウス「横浜BLITZ」(音響ブース・客席・ステージ)
講 演−「次世代ライブハウスの音響システム構築 最新サラウンド技術の運用技術について」− 
「生演奏による音響効果の実験と音声効果の検証」(ミニ・ライブコンサート)
講 師:ヒビノ 株式会社 サウンドDiv PA 宮 本 宰 氏    
講 師 プロフィール
ヒビノ株式会社 に入社以来、多くのライブコンサート・イベントに於いて国内外一流アーティストの音響デザイナーとして、優れた「ライブの感動」を提供され、また更に多くのホール施設音響システム関連のコンサル業務や音響機器の開発改善等も担当し、音響業界の指導的立場でご活躍中。
講義テーマ
1. ライブハウス「横浜ブリッツ」音響システム設計コンセプトの検証と運用について
   1) サラウンド最新技術の音場再生の現状
   2) 映像ビジュアルとサラウンドの融合
   3) 5・1サラウンドの未来と音響周辺機器の近未来
2. ライブハウス「横浜ブリッツ」サラウンド技術の運用と実演体験(ライブハウス音響システムにて、デモ素材再生)「多目的ホールとは一線を画しているライブハウスは、単に興行のための箱を提供するだけではないと思います。
そこには、ライブ・パフォーマンスを支えていく明確な姿勢があります。音響システムもまたその一翼を担っているに違いありません。「横浜ブリッツ」の音響設計に係わらせていただいた一音響技術者として、ここで行われるライブ・パフォーマンスに集う人々が、最上級の音空間を感じることが出来たら、と思っておりますと、宮本講師は語られた。
研修参考資料
1. 組合会報21号/「地域情報」報告レポートより/ヒビノ?葛{本氏
「横浜ブリッツ」における音響システム設計のコンセプト
2. 月刊誌FDI/フルデジタル・イノベーション
実践「5.1chサラウンド番組制作」第18回〜20回の記事より

● 14:00〜15:00
会 場:ライブハウス「横浜BLITZ」(音響ブース・客席・ステージ)

技術セミナー・その2(ライブコンサート/実演)
講 師:株式会社 ヴァーゴ
代表取締役 社長 小 瀬 高 夫 氏
講 師 プロフィール
株式会社ヴァーゴ社長として多くのライブコンサート・イベントを手掛け、近年は年2回程の海外でのコンサートにも参加し大活躍、また、貴重な時間を音響専門学校等にて、後輩の教育(音響技術)指導の為に充て、更に音響技術の研修会や専門部会にてご活躍中。
講義テーマ
1. ライブハウス「横浜ブリッツ」音響システム検証とライブコンサート等の運用について解説する
   1) ライブコンサートの音響周辺機器の現況解説(国内外)
   2) 資料「PA入門」の応用実践編・システムの実際より、ライブハウス・小中ホールの実習をする。
2. 「横浜ブリッツ」にて、ライブコンサート・サラウンド技術の実演体験
1)ライブコンサート(バンド/東京カンソン)の音づくりの解説(サウンド調整他)サラウンドの実演にて、パワーポイントのオペレート及び映像素材の操作の技術補佐として、下記の方々が参加し研修をした。サラウンドの素材は、ヒビノ様より提供して頂いた。
補助講師: 鈴 木 和 義 氏  (株式会社 共立   「横浜ブリッツ」音響チーフ)
補助講師: 鈴 木 清 氏 株式会社 共立   「横浜ブリッツ」舞台チーフ)
補助講師: 山 村 佳 氏 株式会社 神奈川共立「横浜ブリッツ」照明チーフ) 
横浜ブリッツ専属の各担当の皆さんに通常のコンサートと同じ現場作業にて対応をして頂き、ミニライブをサラウンドで体験して頂きました。

2) 「横浜ブリッツ」の最新サラウンド音響システム・照明を使用しライブコンサート(バンド/東京カンソン)を実演する。ライブハウス「横浜ブリッツ」ライブハウス音響システムにてサラウンド技術を実演体験する。

以 上
研修参考資料
1.基礎が身に付くPAの専門書 「PA入門」小瀬 高夫著(リットーミュージック 発行)               
2.バンド「東京カンソン」フィーチャリング葉子バンド構成仕込図及び音響・照明仕込図一式
3.バンド仕込図(東京カンソン)

● 15:00〜16:30
「経営幹部研修会」 第2日目
会 場:ライブハウス「横浜BLITZ」(音響ブース・客席・ステージ)
技術セミナー・その3 
講 師:株式会社 ハンズオン・エンタテインメント
代表取締役 社 長  菊 地 哲 榮 氏 
講 師 プロフィール
1946年:北海道函館市出身。早稲田大学理工学部電気通信学科卒業、在学中は体育局応援部代表委員主務。1968年:渡辺プロダクションに入社。沢田研二、木の実ナナ天地真理等のマネージメントを担当。1981年:ハンズ代表取締役に就任。松任谷由実、アリス、ミスターチルドレン、ケツメイシ等コンサートの企画制作し全国に提供。1990年:マルチメディア制作会社オラシオンを設立し、森高千里、中島みゆき、GLAY、サザンオールスターズなどのCD-ROM、DVD、PS版タイトルを発売。1999年:ハンズとオラシオンを統合し、ハンズオン・エンタテインメント代表取締役に就任。2003年7月:事業会社を4社分社化新設し、グループ経営をスタートする。現在、(社)音楽制作者連盟理事(社)デジタルメディア協会理事早稲田大学「情報化社会概論」非常勤講師。
趣味スキューバダイビング。そして現在「心のライフライン」である音楽ライブを通して新たな価値観の未来創造が使命であることを確信し、ライブエンタテインメント界の発展と活性化の為に全力でトライ多くの若人の心に感動と希望と勇気を与えてこられご活躍中。

プロジェクターの素材と映像による素材を使用して、市販されているライブ素材等を教材として研修をおこなった。
講義テーマ
1. 『次世代ライブハウス「横浜ブリッツ」の音楽空間を多目的に運用したエンタテインメント業務の運用等について』

「音楽ビジネス及びライブエンタテインメントの現況と今後の方向性について」

(1)音楽ビジネス及びライブエンタテインメントの現状
■音楽産業の現状
1)4つの音楽ビジネス
・マネージメントビジネス
・レコードビジネス
・ライブコンサートビジネス
・権利ビジネス(音楽出版)
2)音楽ビジネスの現状
・音楽産業を牽引してきたCDの激減
・ジャスラック著作権使用料の増加
・欧米での音楽配信ビジネスの成功
・携帯電話の着うたフルの激増
3)ライブコンサート業界の現状
・2004年度コンサートの事業規模・講演回数・動員数
・使用会場規制の変動・会場経営・運営の変革
・ダフ屋からネットオークションへ
・保険、個人情報保護など消費者対策の増加

■その原因は
・音楽産業を牽引してきたCDの激減
(2)音楽ビジネス及びライブエンタテインメントの未来
■音楽ビジネスの明確な二極化
1)時空間を超えた究極のIT技術応用によるモバイルでのビジネス(デジタル方向)
2)時空間を一つに人々が集い、共鳴の場であるライブビジネス(アナログ方向)
■魂の籠もった、感動する音楽作品がマーケットを創造する
2. ライブハウス「横浜ブリッツ」にて、ライブコンサートを企画・公演を開催して
3. 映像ビジュアルと音響(サラウンド)の融合と近未来について
音響、ビジュアルを見聞きし、素材DVD・CDを使っての講義で時間もオーバーし、引き続き多くの方々より質疑応答があり無事終了した。
以 上
研修参考資料
1.(株)ハンズオン・エンタテインメントHPより「菊地 哲榮 社長」のご挨拶文
2.『音楽ビジネス及びライブエンタテインメントの現況と今後の方向性について』〜音響とライブエンタテインメント〜
● 16:30〜17:30
「経営幹部研修会」 第2日目
会 場:ライブハウス「横浜BLITZ」(音響ブース・客席・ステージ)
技術セミナー・その4
パネルディスカッション
テーマ「ライブハウスの現場における、音響及び照明/舞台 関連業務の安全作業について」 
講 師:株式会社 共 立 相談役 丸 岡 壽 昭 氏 (日本舞台技術安全協会 副理事長) 
講 師 プロフィール
(株)共立 常勤相談役、日本舞台音響事業協同組合 副理事長・日本照明家協会 副会長・日本舞台技術安全協会 副理事長等々広く舞台全般に渡る関連業界の発展と舞台技術の向上と安全作業の推進のため、また、わが国文化芸術の発展の為、多方面でご活躍中。
司会進行:小瀬 高夫 氏(教育安全情報委員長/理事)
?潟買@ーゴ 代表取締役・当組合理事(教育安全情報委員会・委員長) 日本舞台音響家協会理事と音響業界で幅広くご活躍、ライブコンサートを中心に各種ミュージカル・コンサートに従事、その他アジアを中心したユニークな国々での国際的な芸能ツアー参加、多彩な音響経験あり。又、音響専門学校にて音響を志す後輩の方々の指導 教育にご活躍中。
テーマ
1.作業上の安全(音響・照明各システム設計)
1)各種事故の対策(マニアル)について
2)安全装備について
2.ライブコンサートの事故(吊り物)について
1)ライブコンサートの内容と原因予測など
2)既存施設の事故例(日本舞台技術安全協会/資料)
3.ライブハウス「横浜ブリッツ」吊り物機材の安全
1) トラス作業について 
2) キャットオフ作業について                       
引き続き、質疑応答があり無事終了した。

多くのテーマを短時間でまとめ、研修資料や映像プロジェクターや音響の資料を使用しての講義、時間が足りない状態であり、今後の研修カリキュラムの取り方に反省材料が残った。事務局として、もう一工夫が必要である。

● 17:30〜18:30
閉会の挨拶
事務局より研修会への参加お礼と、丸岡副理事長及び教育情報委員長 小瀬 高夫氏より閉会の挨拶があり2日間にわたる当組合主催「経営幹部研修会」を終了した。引き続き、ステージ及びロビー周り・バックヤードの撤去作業を行い、予定時間通り終了、解散した。

 
 
技術セミナー
 
技術セミナー
 
  技術セミナー1 講師:児玉氏、千寺氏      
 
技術セミナー
 
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  技術セミナー2 講師:宮本氏      
 
技術セミナー
 
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  技術セミナー3 講師:菊地氏      
 
技術セミナー
 
技術セミナー
 
  ライブハウス研修風景      
 
技術セミナー
 
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技術セミナー
 
技術セミナー
 
         
 

以上

平成17年7月28日             
日本舞台音響事業協同組合
教育情報委員長 小瀬 高夫
事務局長 西谷 克忠
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