トラス・バンパー上部作業及び昇降時における安全

[1] トラス・バンパー上部作業及び昇降時における安全

平成13年9月20日

 コンサートなどの施工、撤去現場の高所作業における労働災害を防止する為、ガイドラインを作成しましたのでお知らせ致します。( ※このガイドラインは、「厚生労働省東京労働局安全課」ご指導のもとに作成致しました。 )
 基本的には、自社スタッフの安全を確保する為の安全設備及び安全装備品は、各社で用意し使用を義務付けるなどの対策を講じて下さるようお願い致します。( 各社とは、主催者側から直接受注した企業です。 )
 また、全ての安全設備を揃えますと経費も大きくなりますが、レンタル品もありますので、ご用意戴きますようお願いします。
 現場に各社それぞれが持ち込む安全設備類や設置する場所等については、総合打合せ会議などの機会を利用し、主催者側も交えて調整することをお勧めします。
 尚、安全装備品( ヘルメット・ハーネス・安全ベルトなど )は、個人の体型や衛生の観点から、個々に提供するなど、着用と使用の指導・教育を行い、装着を義務付ける等の対策をお願い致します。
 今回のガイドラインで示す安全装備品や安全設備品は、セットとしてお考えください。

 1.ヘルメット
  @ 飛来・落下・墜落などで頭部を損傷する恐れがある場所での作業を行なう場合は、ヘルメットを着用する義務と権利があります。
  A 使用するヘルメットの種類は墜落・落下・飛来・耐電用の物を使用する事。
  B 作業をするスタッフだけでなく、その場に立ち会う営業担当者やデザイン担当者の方々にも、被ることを義務づけてください。





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 2.フルハーネス及び、安全ベルト

@ 墜落時に落下防止の命綱が作用した際に、装備品がずれるのを防ぐ為、個人の体型に合わせた物を使用してください。

A 本体に装備されているベルト以外に、補助ロープを装着してください。





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  3.ワイヤー梯子

@

設置
トラス及びバンパーの上部の主材に設置する事。玉掛け等の有資格者が設置、もしくは点検する事。


A

昇降時の姿勢と体重移動について
腕で身体を梯子に近づけ、バランスを保ち身体を支える事。登り降りの際、体重は脚にかけ、脚で昇降する事。( 腕だけで昇降しない事。)


B

身体の確保( 三点確保の原則 )
昇降の際は、両手・両足の計4点の内、3点が常に身体を支えている事。


C ワイヤー梯子からトラス、もしくはバンパーへの乗り移りには、安全ブロックのフックを外す前に、必ず補助ロープを親綱や本体の主材へ取り付けてから外す事。( 降りる場合も同様です。)

D ワイヤー梯子を昇降する場合、揺れを防止する適正な数の係員を、必ず配置する事。

E 昇降中は、監視員を置き、安全設備、及びヘルメット・ハーネス・安全ベルト等の安全装備品の着用の確認を行い、昇降時の安全確認を行う事。 ( ワイヤー梯子からトラスへの乗り移り、トラスからワイヤー梯子への乗り移り等の目視確認と指導。 )





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 4.安全ブロック( 昇降時の垂直移動時の、墜落を防止する為の設備 )

@ 安全ブロックは、トラス及びバンパーの上部にワイヤー梯子から少し離して設置する事。 ワイヤーに近すぎると身体に当たり、昇降の妨げになる場合があります。

A 安全ブロックの長さ ( 10m、15m、20m、25m、30mの 5種類あります )トラス及びバンパーの高さに適用する長さの物を設置すること。

B 本体のフックにロープ等を繋ぎ、巻き上げられているフックを下で引き下げる事の出来るように施しておくこと。( 引き寄せロープ )
  ※ この装置の使用方法を周知させる指導をお願い致します。


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 5.親綱( 水平移動時の、墜落を防止する為の設備 )

@ トラス上での移動
本体に、安全ベルト等のフックを掛けて水平移動をするのは困難なため、トラス上に親綱を設置し、墜落の危険を回避させるて移動を容易にする事。

A 親綱は、取り付けの専用器具を使用し、出来る限り腰部の位置の高さを保ち、かつ緊張器を用いて、弛ませずに張る事。

B 親綱は、専門のロープを使用する事。


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 6.手摺の設置

@ ワイヤー梯子からトラスなどに乗り移る際、若しくはトラスからワイヤー梯子に乗り移る際、不安定な姿勢での体重移動による墜落の危険性を排除する為に、手摺の設置を行うこと。

A 手摺の高さは、750mm程度とする。

B 手摺は、トラスの主材に取り付けること。

C 手摺の下部に立ち上がりのステップを設けること。

尚、幹事会で試作品を作り実験を行い、ご提案致します。


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7.ショック・アブソーバー( 墜落時の衝撃吸収器具 )

 墜落時に身体に掛かる衝撃を和らげるために、安全ブロック及びハーネスや安全ベルト若しくは、補助ロープにショック・アブソーバーを装備する事をお勧めします。

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