平成22年6月18日
( 内 閣 府 )
◎ 景気は、持ち直しも、依然「厳しい状況」( 内 閣 府 )
内閣府は、6月18日、6月の「月例経済報告」を発表した。
同報告では、景気の現状を総括して「景気は、着実に持ち直してきており、自律的回復への基盤が整いつつあるが、失業率が高水準にあるなど厳しい状況にある。」と判断し、前月判断を据え置いた。
先行きについては、「当面、雇用情勢に厳しさが残るものの、海外経済の改善や緊急経済対策を始めとする政策の効果などを背景に、企業収益の改善が続くなかで、景気が自律的な回復へ向かうことが期待される。一方、欧州を中心とした海外景気の下振れ懸念、金融資本市場の変動やデフレの影響など、景気を下押しするリスクが存在することに留意する必要がある。また雇用情勢の悪化懸念が依然残っていることにも注意が必要である。」としている。
詳細は、内 閣 府のホームページに掲載されている。